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​次世代ブログ

評判どう?映画『ブルーファイト』のリアルな評価と意外な評価点

  • 執筆者の写真: Renta
    Renta
  • 4月6日
  • 読了時間: 8分

「朝倉未来が映画を作ったらしいけど、面白いのかな?」「豪華キャストって聞くけど、実際の評判はどうなんだろう?」「ネットの評価を見ると、なんだか不評みたいだけど…?」


格闘技イベント「BreakingDown」の仕掛け人として知られる朝倉&溝口氏が製作総指揮を務め、鬼才・三池崇史監督がメガホンを取る。さらに、GACKT氏をはじめとする豪華キャストが集結! …と、公開前から大きな話題を呼んだ映画『ブルーファイト』。

しかし、いざ公開されてみると、その評価はまさに賛否両論。期待通りの熱い作品だった!という声もあれば、「正直、期待外れだった…」という厳しい意見も少なくありません。実際のところ、『ブルーファイト』ってどんな映画で、世間のリアルな評価はどうなっているのでしょうか?この記事では、

  • 『ブルーファイト』のあらすじや基本情報

  • 豪華キャスト陣の顔ぶれ

  • 【忖度なし】良かった点 vs 悪かった点

など、あなたが気になる『ブルーファイト』の評価について、徹底的に深掘りしていきます! 観る前の予習にも、観た後の「答え合わせ」にも、ぜひ参考にしてくださいね!


ブルーファイト 抽象画イラスト

目次


  1. そもそも『ブルーファイト』ってどんな映画?基本情報

まずは、『ブルーファイト』がどんな物語なのか、基本的な情報から押さえておきましょう。

  • あらすじ

    物語の舞台は少年院。そこで出会った二人の若者、矢倉往年(イクト)と赤井竜馬(リョーマ)。境遇は違えど、心の奥底に熱いものを持つ二人は、偶然目にした朝倉未来のYouTube動画と、少年院での彼のスピーチに心を動かされ、「BreakingDown(ブレイキングダウン)」への出場という大きな夢を抱き始めます。しかし、彼らの前には因縁のライバルや、予期せぬ裏社会の抗争が立ちはだかる…。友情、家族愛、そして過去を乗り越え未来を切り開こうとする若者たちの葛藤と成長を描く、バトルアクションストーリーです。 (※朝倉未来氏の自伝『路上の伝説』からインスピレーションを得た作品とされています。)


 ※実際のスピーチ


  • 基本情報

    • 公開日:2025年1月31日(金)

    • 上映時間:約120分 (※別に90分のオンライン特別上映版も存在)

    • 監督:三池崇史(『クローズZERO』『十三人の刺客』など)

    • 製作総指揮:朝倉未来

    • 製作:YOAKE FILM

    • 配給:ギャガ、YOAKE FILM

    • ジャンル:バトルアクション


不良たちの抗争を描いた『クローズZERO』の三池監督が、BreakingDownというリアルな格闘技イベントを背景にどんな世界を描くのか、期待が高まりました。



  1. 豪華キャスト?主演新人から大物・カメオまで!

「豪華キャスト!」と宣伝された本作。その顔ぶれを見てみましょう。


  • 主演はフレッシュな新人!

    ブルーファイト 期待の新人

    主人公のイクト役・木下暖日(きのした はるひ)氏と、リョーマ役・吉澤要人(よしざわ かなめ)氏は、2000人以上のオーディションから選ばれた期待の新人!本作が映画デビューとなります。「BreakingDown」が無名の若者に光を当てるように、映画でも新しい才能を発掘しようという意図が感じられますね。

  • 脇を固める実力派&個性派!

    イクトの母に篠田麻里子さん、リョーマの母に土屋アンナさんと、母親役も華やか。(設定無理があるだろ。笑)

    篠田麻里子 土屋アンナ ブルーファイト

    さらに、少年院の教官にやべきょうすけ氏

    ブルーファイト やべきょうすけ

    他にも、一ノ瀬ワタル、加藤小夏、田中美久、金子ノブアキ、寺島進、高橋克典氏など…実力と個性を兼ね備えた俳優陣が脇を固めます。特に、『クローズZERO』組(やべ、金子氏など)の再集結は、ファンにとって嬉しいポイントかも?

    ブルーファイト 一ノ瀬ワタル
  • ラスボスはGACKT!

    物語の鍵を握る半グレチームのリーダー・御堂静役には、大人気GACKT氏!圧倒的な存在感とカリスマ性が、作品に緊張感を与えます。(肉体は凄いですが、アクションはちょっとしょぼく感じました。)

    ブルーファイト GACKT
  • まさかのカメオ出演陣!

    さらに、堀江貴文、西野亮廣、宮迫博之、三崎優太(青汁王子)、梶原雄太(キングコング)、瓜田純士氏といった、界隈で話題の著名人たちが大量にカメオ出演!これが吉と出るか凶と出るか…?笑

    ブルーファイト 堀江貴文

このように、確かに話題性のある豪華なキャスティングと言えるでしょう。



  1. 本音レビュー①ここが良かった『ブルーファイト』評価点

さて、ここからは気になる評価を見ていきましょう。厳しい意見も多い中、評価されているポイントもあります。


  • やっぱりアクションは凄い?

    さすが三池崇史監督、というべきか、アクションシーンの迫力や熱量は評価する声が少なくありません。「見ていて面白かった」「エネルギッシュだった」といった感想が見られます。特に格闘シーンは、BreakingDownの雰囲気を意識したのかもしれませんね。

  • キャストの魅力は?

    主演の新人二人のフレッシュさや、脇を固めるベテラン俳優陣の安定感は、やはり見どころの一つ。特にGACKTさんの存在感は際立っており、「カッコよかった」「役に合っていた」という声が多数。彼のファンなら見る価値はあるかも?

  • テーマには共感できる?

    「友情」「家族愛」「夢を諦めない心」「逆境からの再起」といった、物語の根底にあるテーマ自体は、普遍的で共感を呼ぶものです。「どんな状況でも希望はある」というメッセージに、勇気づけられた、という感想も一部で見られました。


アクションや特定のキャスト、分かりやすいテーマ性が好きな人には、楽しめる要素がある、と言えるかもしれません。



  1. 本音レビュー②辛口評価も…『ブルーファイト』酷評の理由

一方で、残念ながら批判的なレビューが目立つのも事実です。なぜ「期待外れ」「つまらない」といった声が上がっているのでしょうか?


  • 脚本(ストーリー)が致命的?

    最も多く指摘されているのが、脚本の弱さです。「話が薄っぺらい」「展開がありきたりで読めてしまう」「キャラクターの心情描写が浅い」といった厳しい意見が多数。感動的なシーンのはずなのに感情移入できない、物語の進行が遅く感じる、といった声も。「脚本が全てを台無しにしている」という辛辣なレビューも見られます。

  • 演出は「三池監督らしくない」?

    『クローズZERO』のような熱狂を期待したファンからは、「三池監督にしてはパンチが足りない」「演出が中途半端」といった、物足りなさを指摘する声が上がっています。アクションシーンの背景が分かりにくかったり、物語の展開が急すぎたり、逆に冗長だったり…といったバランスの悪さを感じる人もいたようです。

  • 主演二人の演技力は…?

    映画初主演となる新人俳優二人に対しては、「演技がまだ硬い」「アマチュア感がある」といった、経験不足を指摘する声が正直なところ少なくありません。もちろん、今後の成長に期待したいところですが、物語の中心を担うには力不足だった、と感じた観客もいたようです。

  • その他にも…

    「終わり方が唐突すぎる」「有名人の大量のカメオ出演いる?」「BreakingDownを知らないと面白さが半減するのでは?」「結局、よくあるヤンキー映画の域を出ない」など、様々な角度からの批判的な意見が見られました。中には、プロデューサーである朝倉未来氏自身への厳しい意見も…。


これらの要素が複合的に絡み合い、多くの観客にとって「期待外れ」という評価に繋がってしまったのかもしれません。



  1. なぜこの映画を作った?朝倉未来の「野望」と製作陣の想い

では、なぜ朝倉未来氏や製作陣は、この『ブルーファイト』を作ったのでしょうか?そこには、彼らなりの強い想いや狙いがあったようです。


  • BreakingDownの精神を映画へ

    朝倉氏は、1分間で最強を決める「BreakingDown」のように、「人生に後悔する人を減らしたい」「一歩踏み出す勇気を与えたい」という想いを、映画という形でも表現したかったようです。(単なるビジネスや自慰行為では?という指摘も)

  • 『クローズZERO』超えへの挑戦

    自身も影響を受けたという大ヒット映画『クローズZERO』を超えるような、熱量の高い作品を世に送り出し、日本の映画界に新しい風を吹き込みたい、という野望があったと語っています。

  • 映画業界への「宣戦布告」?

    大手事務所の力が強いとされる映画界の常識を打ち破り、オーディションで無名の新人を発掘・主演に抜擢したり、異業種の著名人をカメオ出演させたりすることは、彼らなりの業界への挑戦状だったのかもしれません。

  • 伝えたいメッセージ

    どんな境遇からでも夢は追えること、友情や家族の大切さ、失敗しても再挑戦できること…といった、若者へのポジティブなメッセージを届けたい、という意図がありました。


製作のきっかけは、共同製作者の溝口勇児氏が朝倉氏の著書や少年院でのスピーチに感銘を受け、「社会からドロップアウトした人への、もっと寛容な視点を」と考えたことだとか。三池監督も、彼らの「純粋な衝動」に惹かれて参加を決めたそうです。作り手の熱い想いや挑戦的な姿勢は確かに伝わってきます。しかし、その想いが、必ずしも映画作品としての高い評価に結びつくとは限らない、という現実もあるようです。



  1. 結論:結局『ブルーファイト』は観るべき?

さて、色々な角度から見てきた映画『ブルーファイト』。結局のところ、観るべき映画なのでしょうか?


【評価まとめ】

  • 良かった点

    迫力あるアクションシーン、GACKT氏をはじめとする一部キャストの存在感、分かりやすい青春・成長物語のテーマ性。

  • 残念だった点

    脚本の弱さ(ストーリーの浅さ、展開の既視感)、演出への物足りなさ、主演の演技力、唐突な終わり方やキャストの無駄遣いなど。


【こんな人にはオススメかも?】

✅ BreakingDownのファンで、その世界観や雰囲気を映画でも感じたい人

✅ 朝倉未来やGACKTのファン

✅ 三池崇史監督のアクションが好き(ただし、過度な期待は禁物?)

✅ 難しいこと考えずに、勢いのあるバトルアクションを楽しみたい人

✅ 若者の友情や成り上がりストーリーが好きな人


【こういう人には合わないかも?】

⚠️ 練り込まれた脚本や深い人間ドラマを期待する人

⚠️ 俳優陣の繊細な演技を楽しみたい人

⚠️ BreakingDownに全く興味がない人

⚠️ 「よくあるヤンキー映画」が苦手な人


結論として、『ブルーファイト』は多くの批評家や映画ファンを唸らせるような傑作とは言えませんが、特定の層にとっては楽しめる要素も持っている、というのが正直なところでしょう。製作陣の熱意や挑戦は評価されるべきですが、映画作品としての完成度には、やはり課題が残ったと言わざるを得ません。


観るか観ないかは、あなた次第。もし観る場合は、過度な期待はせず、「BreakingDownのスピンオフ的な作品」「若者向けのアクションエンタメ」くらいの気持ちで臨むのが良いかもしれませんね。

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