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国宝投げ入れ堂の魅力~断崖絶壁にそびえる驚愕の寺院

執筆者の写真: RentaRenta

更新日:2月21日

鳥取県にある 三徳山三佛寺・投入堂(なげいれどう) は、日本の歴史と宗教文化を象徴する 国宝 です。その名の通り、「投げ入れるようにして建てられた」とされる伝説的な言い伝えが残る建築物。険しい山道を登った先にある 断崖絶壁にたたずむ荘厳な姿 は、訪れる人々を圧倒します。


この記事では、「国宝投げ入れ堂」の歴史・建築美・登山の魅力を深掘りし、「なぜここまで多くの人が惹かれるのか?」 その魅力を徹底解説します。


AIが生成した日本の国宝投げ入れ堂
AIが生成した日本の国宝投げ入れ堂

目次


  1. 投入堂とは?伝説と歴史が息づく奇跡の建築

■ 投入堂の概要

  • 所在地:鳥取県東伯郡三朝町三徳

  • 建立時期:平安時代(伝承による)

  • 構造:懸造(かけづくり)

  • 国宝指定:1952年

三徳山三佛寺の奥院として知られる投入堂は、標高900メートルの三徳山に位置しています。最大の特徴は、 垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられているという点。まるで空中に浮いているかのような光景は、ほかに類を見ない圧倒的な建築美を誇ります。

■ 投入堂の伝説:「投げ入れられた」奇跡の建築

投入堂には、「修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が、法力を使って建物ごと投げ入れた」という伝説が残っています。もちろん、実際には人の手によって建てられたものですが、どうやってこの断崖絶壁に建立されたのか?いまだに詳細は明らかになっていません。

  • 資材をどうやって運んだのか?

  • 足場も不安定な場所に、どのように組み上げたのか?

  • 建設技術の記録が残っていない理由は?

こうした謎が多いことから、「奇跡の寺院」として今も語り継がれています。


投入堂の建築美|日本最高峰の懸造

  1. 投入堂の建築美|日本最高峰の懸造

投入堂の建築は、京都の清水寺と同じ「懸造(かけづくり)」という手法が用いられています。これは、傾斜地や崖に建物を安定させるための伝統技法です。

■ 建築の見どころ

  • 柱の構造が美しい

    投入堂を支える柱は、計算し尽くされたバランスで配置され、地形に見事に適応しています。

  • 屋根の美しい反り

    軽快なカーブを描く屋根は、古代建築ならではの風格を感じさせます。

  • 周囲の自然との調和

    山の岩肌に溶け込むように建てられており、まるで自然の一部のような佇まいを見せます。


  1. 三徳山の登山|投入堂に至る道のスリルと魅力

■ 入山は「本格登山」レベル

投入堂に行くには、一般的なハイキングとは違い、本格的な登山が必要です。険しい山道にはクサリ場や岩場があり、滑りやすい箇所も多いため、しっかりとした準備が欠かせません。

  • 狭い道・急斜面が続くスリリングな道のり

  • クサリや木の根をつかんで登る箇所もあり、体力が必要

  • 大自然の中を進む神聖な空間が魅力的

  • 登り切った先にある投入堂の姿は圧巻

■ 登山の注意点

  • 受付で 2人以上での入山が義務付けられている

  • 滑りにくい靴(登山靴、運動靴、ワラぞうり) で入山する

  • 杖やスパイク付きの靴は禁止(登山道の保護のため)

  • 荒天時(雨・雪)には入山禁止となる場合あり

特に 「ワラぞうり」で登ることも推奨されており、現地で販売されています。これは木の根や岩をしっかりと感じ取れるため、滑りにくくなる効果があるからです。


  1. なぜ投入堂は今も多くの人を惹きつけるのか?

① 自然と一体化した神秘的な建築

現代の建築技術をもってしても、再現が困難と言われる投入堂。その造形美と立地は、日本の伝統的な自然崇拝の精神を色濃く反映しています。

② 登山という「試練」を経て到達する特別感

投入堂は、簡単にはたどり着けない場所にあるからこそ、「そこへ行く価値」が生まれています。登山のスリルと達成感が、訪れる人々に深い感動を与えます。

③ 伝説が生きる、ミステリアスな空間

役小角が法力で建てたという伝説、そして建築の謎。こうした 「未解明の神秘」 が、投入堂の魅力をさらに深めています。


  1. 投げ入れ堂の入山情報まとめ

※積雪のある冬場などは危険のため入山が閉鎖されています。入山前には公式HPでの確認をしておくといいでしょう。

  • 受付時間:8:00~15:00

  • 志納金:大人400円、小人200円

  • 入山料:大人800円、小人400円

  • 入山手続き:本堂裏の登山事務所で申請が必要

  • 服装・持ち物:

    • 登山靴 or 運動靴(ワラぞうり推奨)

    • 軍手・タオル・水分補給の準備

    • リュック(両手が自由になるように)


投入堂からの絶景
過酷な道のりレポ➡︎https://na-na.media/mitokusan_nageiredo/

  1. 国宝投げ入れ堂は「行く価値がある」

険しい山道の先にある、断崖絶壁の奇跡の建築、役小角の伝説が息づく神秘的な存在として、ただの観光地ではなく「修行や浄化」としても価値がある場所。アクセス困難だからこそ、訪れた人だけが味わえる感動が、そこにはあります。


「本当に行く価値がある場所か?」この問いの答えは、投入堂にたどり着いた瞬間に、誰もが実感するはずです。神秘と歴史、建築美、そして登山の達成感。


日本が誇る「国宝投げ入れ堂」への旅は、一生忘れられない体験となるでしょう。ぜひあなたも、2025年に訪れてみてはいかがですか?


 

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