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​次世代ブログ

スピン報道とは?情報操作による洗脳からの脱却

  • 執筆者の写真: UR
    UR
  • 3月20日
  • 読了時間: 6分

スピン報道とは、マスメディアなどがニュースや事件を報じる際、本来の事実や重要な背景を隠し、ある特定の意図や都合に偏った見せ方をする報道手法を指します。


例えば、都市伝説界隈では知らない人はいない「ナオキマン」が直近挙げた以下動画では、フジテレビ・SMAP中居氏の性的問題が大々的に報じられていた裏では、中国人のピザが10年になったり、裏金問題でバッシングされていた議員たちが不起訴になったと指摘している。実際に、岩屋毅外相は令和6年12月25日、訪問先の北京で中国人向けのビザ発給に関する緩和措置を表明、富裕層向けに10年間有効な観光ビザを新設している。時を同じくして同年同月26日、政治資金パーティーを巡る "政治資金規正法違反" の疑いがあるとして刑事告発されていた旧安倍派の国会議員など合わせて65人を、東京地検特捜部は嫌疑不十分などを理由に不起訴にしている。



つまり、一部の政治的・経済的な利益、或いは権力者の意向に沿って、世間をセンセーショナルな出来事やスキャンダラスなニュースに注目させておいて、国民に影響を与えるような政策や構造的な問題からは意図的に目を逸らす狙いがあると言われています。


目次


  1. マスメディアと情報操作の背景

マスメディアは、情報の海の中から「何を見せるか」「どこを見せるか」そして「どのように見せるか」を決定でき、時に視聴者や読者(国民)の認識を巧妙に操作しています。

例えば冒頭の通り、テレビではスキャンダルな事件が取り上げられる一方で、真に国民生活に影響を及ぼす重要な政策変更や経済の根幹にかかわる問題は、あえて報じられなかったり、軽視されたりするのです。

政治的・経済的利益の背後にある意図

このような編集の選択は、単なる偶然や編集方針の違いにとどまらず、しばしば政治的・経済的な利益に直結しています。権力者や大企業、あるいはその周辺勢力にとって、国民が本来注目すべきでない事柄に気を取られることは、社会の現状維持や現状の改革に対する批判の芽を摘むための効果的な手段になる。エンターテイメント性の高いスキャンダラスなニュースを大々的に報じることで、視聴者は表面的なショックや感情に囚われ、背後で進められている深刻な政治改革や経済政策の変更に気付かなくなる。これは、いわゆる「目眩まし」としても機能し、結果的に情報操作による洗脳と呼ばれる現象を生み出す事があります。


メディアによる情報操作

  1. 洗脳的報道のメカニズム

選択的報道

マスメディアは膨大な情報の中から特定のニュースを選び出し、そのニュースだけを強調します。この選択には、視聴率や売上、スポンサーの意向など、複数の要因が絡んでおり、その結果、重要な背景情報や反対意見が削ぎ落とされることが多い。

編集による歪曲

報道内容の編集で、事実の一部が省略されたり改変されたり、語調や表現が変えられたりすることで、視聴者には意図的な偏向が感じられにくくなっています。これにより、ニュースの本質的な意味合いや事象が持つ複雑な背景が、単純なニュースや事件として消費されるのです。

感情への訴求

怖さ、驚き、怒りといった感情に訴える映像や音声、表現を多用することで、視聴者は冷静な判断を下す機会を奪われ、直感的な反応に流されやすくなります。こうした感情や認知の操作は、情報の受け手が深く考察せずにそのまま受け入れてしまう要因となり、結果として洗脳的な効果をもたらします。


  1. 情報操作からの脱却に向けて

現代は、インターネットやSNSの普及により、従来のマスメディアによる一方向的な情報操作に対して、個々の市民が多角的に情報を入手し、検証できる環境が整っています。しかしながらその一方、AIによる高度なフェイクニュースや陰謀論が拡散しやすい側面もあるため、私たち一人ひとりがメディア(情報)リテラシーや批判的思考力を高め、情報の裏付けを求める姿勢がこれまで以上に求められています。

例えば、今回の例で示されたように、政治資金規正法違反疑惑の不起訴措置や、中国のビザ政策の変更といった、実際の政治・経済の動向を裏付ける複数の報道や公式発表に注目することで、表面的なスキャンダル報道だけでは語れない真実に近づくことが可能です。


こうした状況は、一部の都市伝説や陰謀論とも結びつき、メディア批判や国家の裏工作の疑念として、より大きな注目を浴びています。


  1. 今後の展望:真実の追求と情報の多元化

アメリカでは、トランプ大統領が前ケネディ暗殺事件に関する機密文書を公開したりと、世界が「真実に枯渇している」状況を象徴しているとも捉えられます。こうした動きは、スピン報道によって隠されていた「本当のニュース(真実)」が次々と顕在化する時代の到来を示唆しており、2025年以降、ますますこの議論が活発になると予測されます。


現代人は、かつてないほど情報に触れる機会が倍加し、取捨選択にも敏感になっており、SNSを通じた情報拡散が、マスメディアが仕組む偏向報道に対抗する力を上回り始めています。ネット上には、スピン報道による洗脳や隠蔽工作を疑う説が次々と現れ、従来のマスメディアが伝えなかった事実が、インディペンデントなメディアや個人の発信によって明るみにも出ることがあります。

一方で、こうした情報の多元化は、陰謀論的な誇張やデマの拡散というリスクも伴います。だからこそ、真実を見極めるためのメディアリテラシーや、情報の裏付けを取る姿勢が、今後ますます重要となるでしょう。


「スピン報道」を象徴するリアルなビジュアル

  1. スピン報道とは|まとめ

スピン報道とは、ただ単にニュースの「切り口」を変えるだけでなく、時に国家や権力者の意図に沿って国民の視線を操る手法として、深刻な影響を及ぼしています。エンタメや政治の世界では、実際の政策変更や権力の動きを覆い隠すための「目眩まし」として利用され、その裏側に隠された真実に気付くためには、自身が情報の真偽を追求し続ける必要があるのです。


スピン報道とは、単にニュースを正しく伝えるだけのものではなく、背後にある政治的・経済的な意図を巧みに隠蔽し、国民の意識や判断を操作するための強力な手段です。私たちが真実に目覚め、情報操作からの脱却を図るためには、メディアリテラシーの向上や多角的な情報源からのデータ収集が不可欠です。これにより、洗脳や偏向報道に流されず、より健全な民主社会の形成に寄与できるでしょう。


また、テレビやネットで流れる「真実」は、決して真実ではなく、あくまでも事実の断片だと念頭に置いておくのも大切でしょう。真実は決して一つではないのかもしれません。


アベマプライム

この記事は、メディア操作の過去と現状、そしてその影響がどのように社会に波及しているかを多角的に考察する一例です。都市伝説的な要素や陰謀論も交えながら、私たちがどのように真実を追い求めるか、今後の情報環境のあり方を問う材料としてお役立てください。

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