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ひまわりレシチンってどんな添加物?その効果や大豆レシチンとの違いも解説

更新日:8月12日

早速ですが、「レシチン」という言葉を聞いたことはありますか? 実は私たちの体の中にも存在する成分で、細胞膜の構成要素として重要な役割を果たしています。ひまわりレシチンはその名の通りひまわりの種子から抽出されたレシチンであり、食品においては主に乳化剤として使用されます。


今回はUNREASHの一部製品にも配合されている、ひまわりレシチンの特徴や効果、大豆レシチンとの違いについて分かりやすくご紹介します。


目次



ひまわりのクローズアップ

ひまわりレシチンの主な特徴

ひまわりレシチンは主に、以下の特徴を持つ安全性の高い天然添加物です。


  • 天然由来:ひまわりの種子から抽出されるため、安心して摂取できます。

  • 乳化作用:水と油を混ぜ合わせる働きがあり、食品の滑らかな舌触りや風味の向上に役立ちます。

  • 安全性:厚生労働省によって安全性が評価されており、食品への使用が認められています。

  • 必須脂肪酸が豊富:リノール酸などの必須脂肪酸を豊富に含み、健康維持に役立ちます。

  • 抗酸化作用:ビタミンEを含み、体内の酸化を防ぐ抗酸化作用が期待できます。

  • アレルギー対応:大豆レシチンと異なり、大豆アレルギーの方でも安心して摂取できます。

  • 体内への吸収率が高い:体内への吸収率が高く、効率的に栄養を摂取できます。

  • 様々な食品に利用可能:チョコレート、マーガリン、マヨネーズなど、様々な食品に利用されています。


ひまわりレシチンは食品の品質向上だけでなく、健康維持にも貢献する多機能な成分です。


ひまわりレシチン

健康効果と食品添加物としての役割

ひまわりレシチンの健康効果

  • 肝機能のサポート:肝臓における脂肪の代謝を促進し、肝機能の改善に役立つ可能性があります。

  • 認知機能のサポート:脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの原料となり、記憶力や学習能力の向上に貢献する可能性があります。

  • コレステロール値の改善:血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きが期待できます。


ひまわりレシチンはこのように、美容と健康をサポートする成分としても注目されています。肝臓における脂肪の代謝を促進し肝機能の改善をサポートするほか、脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの原料となり、記憶力や学習能力の向上に貢献する可能性も秘めています。さらに、血中の悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす働きや、腸内環境を整え便秘解消や免疫力アップをサポートする効果も期待できます。


食品添加物としての役割

ひまわりレシチンは食品添加物として主に乳化剤の役割を果たします。乳化剤とは、水と油のように本来混ざり合わないものを均一に混ぜ合わせる働きを持つ物質です。ひまわりレシチンは水になじみやすい部分と油になじみやすい部分の両方を持つ分子構造を持っているため、水と油の界面に存在し、両者を結びつけることができます。具体的には、以下のような役割があります。


  • 乳化安定作用:チョコレートやマーガリンなど、水と油を含む食品において、分離を防ぎ滑らかな状態を保ちます。

  • 分散作用:粉末状の食品や飲料において、ダマになるのを防ぎ、均一に分散させます。

  • 湿潤作用:粉末食品が水分を吸収しやすくし、溶けやすくします。

  • 起泡作用:ケーキやアイスクリームなど、泡立てる食品において、泡立ちを良くしきめ細かい泡を作ります。


これらの作用により、ひまわりレシチンは食品の風味や食感、外観を向上させ品質保持にも貢献しています。


大豆レシチン

大豆レシチンとの違い

レシチンには、ひまわりレシチンの他に大豆レシチンも広く使用されています。どちらも同じレシチンですが、原料や含まれる成分に違いがあります。


  • 原料:ひまわりレシチンはひまわりの種子から、大豆レシチンは大豆から抽出されます。

  • 成分:ひまわりレシチンはリノール酸などの多価不飽和脂肪酸を多く含み、大豆レシチンはホスファチジルコリンを多く含みます。

  • アレルギー:大豆アレルギーの方でも、ひまわりレシチンなら安心して摂取できます。




UNREASH製品とひまわりレシチン

UNREASHの一部オイルサプリメントには、品質の高いひまわりレシチンが配合されています。ひまわりレシチンの働きにより配合されているオイル成分が効率良く吸収され、その効果を最大限に引き出すことができます。



まとめと注意点

ひまわりレシチンは一般的に安全性の高い成分ですが、過剰摂取により下痢や腹痛などの消化器系の不調を引き起こす可能性があります。また、稀にアレルギー反応が出る場合もありますので、初めて摂取する際は少量から始め体調に変化がないか確認しながら摂取するようにしましょう。


過剰摂取にさえ注意すれば、ひまわりレシチンは大豆レシチンよりもアレルギー性が低く安全性の高い乳化剤であり、健康にも嬉しい効果が期待できます。オーガニック思考や自然由来にこだわりたい方にとっては、ひまわりレシチンは体の内側からあなたの美と健康を支える心強い添加物と言えるでしょう。


ひまわり畑ではしゃぐ女性

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大自然 × 現代科学

古代から伝承されし大自然の叡智、

そして現代科学が解明する自然の力。

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